下ノ畑ニ居リマス。

 〜If I'm not there, I'm in a lower field.〜

暇な日曜日は、村上春樹ごっこをして楽しもう!

好きですか? 村上春樹の小説。

職業としての小説家 (新潮文庫)

 

ヤクザ映画を観た帰り道、映画館を出た瞬間から、目付きが悪くなり、いかり肩で肩風切って歩いちゃったり、無意味にガン飛ばしたり、スパイ映画を観たあとに、ときどき突然振り返って尾行を確認してみたり、部屋の盗聴器を探してみたり、そんな影響をモロに受けちゃう話はよく聞きます。

 

同じように、村上春樹の小説を読んだあとに、主人公や登場人物に感化されちゃう人も多いのではないでしょうか。
少なくとも僕はかなりそういう傾向にあり、読み終わってから1ヶ月ぐらいは余裕で続きます。

  • 普段、しないことをしてみたり、
  • 普段、聴かないものを聴いてみたり、
  • 普段、読まないものを読んでみたり、
  • 普段、飲まないものを飲んでみたり、
  • 普段、食べないものを食べてみたり…。

 

だったらいっそのこと、村上春樹ごっこして楽しんでみましょう!

 

 

 

 

一人称を「僕」にしてみよう。

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僕は文章で書くときこそ「僕」ですが、普段は「オレ」だけど、仕事のときは「私」かな。でも最近若い人で「僕」を使う人、多いような気がします。
普段「オレ」と言ってる人が「僕」に変えただけで他人の受ける印象はかなり異ったものになると思います。
決して悪い印象にはならないんじゃないかな。

 

 

 

プールに行って泳ごう。

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小説に登場する主人公はよくプールに行って泳ぎます。これは村上春樹がそうだからでしょうかね。
そうだ、僕も行ってるじゃないか。週イチぐらいで。目的はダイエットだけど。

何キロも泳いだという記述があったと思います。凄いな、羨ましい。

 

 

 

FMでクラッシックを聴きながら、スパゲッティを茹でてみよう。

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常にアルデンテを意識しながら。でね、しばしば迷惑な電話とか掛かってくるんですよね。そこから話が展開するとかしないとか。
無言電話には付き合ってあげましょう。その場合、アルデンテは諦めましょう。

ソースはもちろん手作りで。トマト缶とか常備しとかないといけません。

 

 

 

仕立ての良いコットンのパンツを穿き、白いスニーカーを履いてみよう。

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パンツはラルフ・ローレン?そしてリボン・ベルト?
きっとスニーカーは、スタン・スミス?キャンパス地であればジャック・パーセル?
パンツはしっかりプレスされていて、スニーカーは新品じゃなくても真っ白いものを。

英単語を重ねるときは「・」を間に用いることを忘れない。

 

 

 

バーに寄り、ビールを飲み、ソーセージに齧りつこう。

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ついさっき買った面白そうな本を読みながら。
小奇麗な女性の熱い視線を感じながら。(妄想)

でもそんなのは無視して活字に集中しましょう。

 

 

 

決して美人ではないけど、どこか魅力的で僕にとってはチャーミングなショートカットの似合う、利発的だけどそれでいて影のある娘と偶然知り合ってみよう。そしてすぐに仲良くなろう。

ちゃまてばこ

で、どうやって?
主人公は、やたらとモテます。
とにかくモテます。これはどうやって「ごっこ」をすればいいのか。

主人公は、無口でも面白いことを言わなくとも、(おそらく)それほどイケメンでなくてもとにかくモテモテなのです。今流行の塩顔の雰囲気イケメンなのかな。

いえいえ、佐藤栞さんは美人だと思いますよ。

 

 

 

ドストエフスキーとか読んでみよう。

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「罪と罰」ではなく「カラマーゾフ兄弟」とか。

普段だったら絶対に読めないけど、感化されてる時期だったら、とりあえず1巻買ってみようかという気になるかもしれない。そして、兄弟の名前を全部覚えようという気になるかもしれない。スメルニコフしか知らんし。

 

 

 

口癖を「やれやれ」にしてみよう。

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どの小説の主人公も「やれやれ」と言います。別に完全に社会に対して失望しているわけではないけど、よく言いますね。きっとそれは、自分への戒めなのでしょう。

村上春樹さんも言うのでしょうか。

 

 

 

井戸の中に入って篭り、いろいろ考えてみよう。

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でもだいたいにして井戸を探すのが大変。それに酸欠とか生命に関わりそうです。
確か「ねじまき鳥クロニクル」の主人公は、降りてきたロープを取られ、おまけに入り口に蓋をされてました。僕は極度の閉所恐怖症なので、すぐに発狂して、ツメが剥げるほど壁を掻きむしって登ろうとすることでしょう。
どうだったでしょうか、もちろん結局は地上に出ることが出来たけど、そのときも「やれやれ」とか悠長なこと言ってたかな。すげーな。
なので、押し入れの中とかクローゼットの中とか、狭くて薄暗くてカビ臭いような、似たようなシチュエーションのところを探してやってみる。

インド行ったりヨガしたりするよりも、自分探しには最適かもしれません。

 

 

 

小腹が空いたらクラッカーにチーズを挟んで食べよう。

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えーと、ナビスコ・リッツではなく、ルヴァン?
あの人の変わり身の早さを参考にしよう。ほんと早かった。まああの人のせいじゃないけど。

ルヴァン、買って食べてみました。

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八角形です。なんとなくクラッカーは円形がいいような気がしました。
あとちょっとリッツよりも甘いかな。好き嫌いが別れるところ。

 


 

 

 

まだまだ続けますよ。思いつく限り。思いついた時に。

なんとなく「村上春樹あるある」になってるような気がするけど。 

 

 ではでは。

 

 

多崎つくるのAmazonのレビューでたくさんの共感を呼んだ人が本を出版。
こういうデビューの道もあるのですね。装丁が秀逸だと思います。