下ノ畑ニ居リマス。

 〜If I'm not there, I'm in a lower field.〜

ルビンの壺が割れた|キャッチフレーズを考えて応募しよう!

「すごい小説」刊行します。

キャッチコピーを代わりに書いてください!

 

 

だそうです。

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新潮社で面白い企画、やってますね。

www.shinchosha.co.jp

 

「ルビンの壺が割れた」というタイトルの小説。
メール本文の遣り取りの記述のみで展開していきます。
曰く───

ここに公開するのは、ある日突然送られてきた、まったく名前の知られていない著者による、刊行前の小説です。
ものすごく面白く、そして、ものすごく奇怪な小説でした。
あまりにすごいので、私はいまだ、この作品にふさわしいコピーを書けずにいます。
よろしければ、この小説をお読みいただき、すごいコピーを書いていただけませんか。

 

 

期間限定(7月27日23時59分まで)で公開されてい発売前の小説を読んで、そのコピーを考えて下さい、というもの。

優秀賞に選ばれるとその考えたキャッチコピーが帯になった特装本がプレゼントされ、加えて図書カードも貰えるそうです。

賞の選別方法とか、受賞作品の数とか、詳細が分かりませんが、それはわざとぼかしているのかな。

 

 

これは面白そうじゃないですか。

帯のキャッチコピーといえば、その帯のおかげで部数が増える、という話を聞いたことがあります。
例えば───

 

★キモい!デカい!意味不明!!

 

 

★仕事するように遊び、遊ぶように仕事をする

 

 

 

★いい女は夜中に焼肉を食べている

 

 

さっそく読んでみました。

細切れ時間で読みましたが、合計で30分も掛からなかったかな。

面白い。

よし、帯のコピーを真剣に考えてみよう。

ところでこのマーケティング戦略はなんなんだろう。
コピーを考えた人も考えなかった人も、期間以内に全部読んじゃった人はわざわざ買わないよね?多少加筆があったとしても大筋は知ってるので。

もしも買う人がいたとしたら、ジャケ買い、装丁がものすごく気に入った人か、自分の考えたコピーが採用された人か…
はっ!!
もしかして、コピーの採用者をものすごく大量にするんじゃないだろうか? 何千も何万種類も帯を作れば、そこそこ売れるんじゃないだろうか。

いや、自分のコピーが帯になった本を探し当てるのが奇跡に近いか。そうだろうな。
自分のコピーの帯の付いた本を通販で売る?いやいやいや。

ではいったい?単なる話題作り?
確かにこうしてブログのネタになってるわけですしね。

 

 

ネタバレしない程度に感想を────

面白かったです。
ミステリィを読むのは久し振りでした。会話のみ、とか、メールのみの記述で進む小説はいくらでもあると思いますけど。

ちょっとだけ読み返しましたが、「男」のさり気なく、なんとかして本名や住んでいるところを訊き出そうとしている記述とか、それを巧みに躱してる「女」の遣り取りが今にしてみれば面白いかな。
ただ、「男」の性癖に関する伏線が少なかった、というか、なかったかな。絵のくだりぐらいで、それではちょっと気づかないなと思います。僕の読み込みが甘いだけかもしれませんけど。

 

さて、僕の考えたキャッチコピーは───

 


ルビンの壺に隠された、もう一枚の絵が現れる。

 

です。
どうでしょうかね。応募してみましたけど、類似の応募が多そうです。

 

久し振りの読書、楽しかったです。

紙の本でなく、Kindleでもなく、ブラウザでiMacで、横書きで読みましたが、全く苦ではありませんでした。

読書の夏、ですな。

 

 

ではでは。